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海翔出生記:第03話

2008年07月27日 02:26

7/25 KANAとカイが無事退院しました☆

KANAが最低一ヶ月間安静にしてなければいけないので、

入院前同様しばらくは実家暮らしです。


ドレス かい2


左の写真は退院時のドレス、完全に着せられてますねw

右は実家のベッドで寝てるところを撮りましたヽ(´ー`)ノ




みなさんこんばんわおさDSですどうも☆




今回で3回目になる海翔出生記・・・

1話、2話ともこれといった変化もなく進んできましたが、

こうやって文章にしてみて初めて気づくことも結構ありまして、

まだ途中なんだけどやってよかったな~みたいな?w

軽い満足感なんかも感じています(´∀`*)ウフフ

そろそろ本格的な出産シーンに突入していくと思いますが、

お兄さん的に一番書きたかった部分でもあるので、

読んでいただけると本当にありがたいです。

一応今のところ5~6話で終わる予定・・・かな?


それでは『海翔出生記:第03話』をどうぞ~☆



*第01話は→こちらから♪
*第02話は→こちらから♪






『海翔出生記:第03話』


前回までのあらすじ

・KANAが破水して入院
・真夜中にKANAからの電話






(´-`).。oO(昨夜のあの様子じゃ出産は明日以降だな・・・)

そう思い眠りについた直後にKANAからの電話。

前日の睡眠が圧倒的に足りていなかったとか

体の心配をして疲れていたのは全く関係なく、

一瞬で、本当に一瞬で起きた。

携帯を手に取り、出る前に深呼吸を一つして、

(´-`).。oO(これはきっとそういうことだろう・・・)

自分に活をいれてから受話ボタンを押す。

電話口から想像していたよりは明るいKANAの声が聞こえてきた。



「ちょっと・・・痛くなってきたから病院来てくれる?」

「ああ、わかった。すぐ行く」

「KANA大丈夫か?」

「(腹痛をこらえながら)ん~結構やばいけど大丈夫;」

「速攻で行くからちょっと待っててな」



よっぽどのことがないと弱音を吐かないKANAだけに、

すでに結構な痛みがあるのだろう。

病院までの10分弱の道のりを車でぶっとばして、

前日KANAが休んでいた部屋へと足を運ぶ。

ドアを開け、比較的元気なその姿に一安心するも、

とうとうだね~なんて話をしているとわずか数分で

その場にうずくまってしまったKANA。

痛みの周期がくると本当に本当に苦しそうだ。

出産が大変だと言うことは散々聞き知っていたし

それなりの覚悟もしていたつもりだったのだけど、

実際にKANAの痛がる姿を目の当たりにして初めて、

これから始まる壮絶な出来事の認識が出来たんだと思う。

ものすごい衝撃が自分の中に走った。



「良かったな、ちゃんと陣痛がきて」

「うん・・・でも・・・」

「大丈夫、頑張れ」

「うん・・・背中さすってくれる?」

「この辺?」

「ありがとう、だいぶ楽に・・・うっ」

「どうした???」

ガッ!


さすっていたお兄さんの手を払いのけるKANA。

いきなりの出来事にキョトンとしていると

苦しそうな声でこう言った。


「ごめんね、今ちょっと辛いから・・・」


痛みが酷いと背中をさすられるのも辛いようだ。





AM4:30

お兄さんが病院に到着して30分、子宮口の大きさは4cm。

これが10cm(子宮口全開大)まで開くと赤ちゃんを産み出すことができるようだ。

汚い表現ではあるけれど、陣痛ってのは圧倒的な大きさのう○こが出そうなのを

必死で我慢するような、そんな感覚らしいのだけど、

7cm~10cmの間は特にシャレにならないほど痛いとのこと。

(´-`).。oO(これ以上きつくなるのか・・・)

あまりの痛みから嘔吐するKANAの背中をさすりながら、

ただただ早く終わってくれることを願うお兄さん。




一時間ほどして再び助産士が部屋にやって来る。

4cmだった子宮口は7cmにまでなっていた。

確実にペースが上がっているようだ。

(´-`).。oO(ひょっとしたらあと一時間くらいで終わるんじゃないか?)

もう少しの辛抱だとKANAに声をかけ、背中をさするという唯一の手助けを続ける。






しかしここからが本当に本当の出産だった・・・。






子宮口の大きさが7cmを越えてからKANAの反応が明らかに変わる。

それまでは四つんばいになったりして何とか痛みを逃せていたのだが、

子宮口が大きくなるにつれて陣痛の周期が早くなる&痛みも増しているようで、

突然ガタガタと足を震わせたり声にもならないうめき声を

押し殺しきれずにわずかだけあげてみたり・・・

とにかく尋常じゃないほど辛そうなのだ。

目の前にいるのに何もしてやれない・・・

俺は自分の無力さに本当に腹が立った。


そんなお兄さんに見かねたのかどうかはわからないが、

声を震わせながらKANAがこういった。



「変な声出すかもしれないけど嫌いにならないでね」 



ふざけんな。

こんな時に俺に気を使ってどうするんだよ。

俺は泣きそうになるのを必死で堪えた。



「ばか、そんなんで嫌いになるわけねーだろ!」 



二人分の苦労を一人で必死に背負ってる姿をみて

嫌いになるはずが無い、なれるはずが無い。



「痛くて仕方ないだろうに口にも出さず、本当にえらいね、すごいね」



一度も痛いと言わずに我慢してるKANAを勇気付けるための一言・・・

ここでこんなことを言っても痛みが和らがないのは分かってる。

分かってるけれど目の前で必死に頑張ってくれてるこの子を、

どうしても褒めてあげたかったのだ。


これに対してKANAが口にした言葉を、

俺は一生忘れないと思う。






「痛いなんて言えるわけが無いよ」

「私以上にカイ君は頑張ってるのに」







じっとなんてしてられない激痛。

現に先ほどからのた打ち回っている。

それなのに・・・

それなのに・・・



お兄さんは泣いた。

四つんばいになって必死で痛みをこらえているKANAの後ろで、

海翔出産で唯一この瞬間だけ泣いた。

KANAのことが誇らしくて誇らしくて、

とてもじゃないけど堪え切れなかった。

(俺にできるのはこれしかないんだから・・・)

数秒後、バレないように涙を手でぬぐいとり、

再びKANAの背中をさする。





長い長い夜はもうしばらく続く・・・

(*第04話は→こちらから♪)





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あーもうなんて言うか・・・だめだね;
思い出しただけでちょっと泣きそうになるYO(´;ω;`)ブワッ
次回は第04話を頑張って書くからまた読みにきてくださいね☆
良かったらポチっとお願いしますヽ(´ー`)ノ


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コメント

  1. エル | URL | -

    おはポチでしゅよ!!

    KANAさんにまじ感動しました。。
    ほんとにすごいです・・
    自分の痛みよりもかいとくんのことを優先に考えるなんて、KANAさんがどれだけできた木の強い人間かがわかりますw
    それを側で支え続けるおささんにも感動です。。

    第4話楽しみに待ってます!

  2. おさDS | URL | -

    >>エルさん

    ご来訪ありがとうございます☆

    >おはポチでしゅよ!!

    ポチ&記事に沿った赤ちゃん言葉ありがとうございます(´∀`*)ウフフ

    >KANAさんにまじ感動しました。。
    >ほんとにすごいです・・
    >自分の痛みよりもかいとくんのことを優先に考えるなんて、
    >KANAさんがどれだけできた木の強い人間かがわかりますw

    俺も実際にあの状況になるまであんなに芯の強い子だとは
    一度も思ったことがありませんでした@@
    女の子が強いのかお母さんが強いのか・・・
    何にせよ女の子リスペクトです(´;ω;`)ブワッ

    >それを側で支え続けるおささんにも感動です。。

    いあいあ、お兄さんなんてもう隣でおたおたしてただけで;;
    もうちょっと事前に勉強しておくべきだったと、
    今となっては反省しっぱなしデスヨ(´Д⊂グスン

    >第4話楽しみに待ってます!

    ありがとうございます><
    この言葉を励みに頑張りますっ!

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